統合失調症の娘と私

30代の統合失調症の娘とシニアの親の暮らしについて、できるだけ明るく綴ります。

B型作業所と親離れ

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こんにちは。

もうすぐお盆ですね。

皆さんは、お盆参りに行かれますか?

私は13日がお休みですので、

親族の家に行く予定です。

お盆は、滅多に会えない親族に会えるので

楽しみです。

 

 

 

今日は、B型作業所について書いてみます。

B型作業所に行く前に、

前回の就労移行支援施設でお世話になった

相談支援専門員さん(Fさん)に連絡し、

面接をしていただきました。

 

自治体の福祉サービスを受ける時に、

担当の相談支援専門員さんがついてくださるのですが、

幸いFさんはとても気配りの行き届いた親切な方です。

還暦過ぎの男性です。

良い方にご縁があって、本当に良かったです。

 

現在、

娘はデイサービスの障害者雇用枠で働いているのですが、

そこは、このFさんが役員として勤務されている福祉施設です。

 

話がそれましたが、

FさんはB型作業所の見学を始め、

各種手続きを速やかにしてくださいました。

 

通い始めたB型作業所では、

どのスタッフさんも

通所している一人一人に心を配り、

何か問題が起きたら、

その都度ていねいに対応してくださいました。

保護者の私のことも気にかけてくださいました。

施設長さんは、複数の福祉施設を経営していて

お忙しい方だと思うのですが、

一人一人についてよく把握されていました。

そして

時間を見つけては通所者とお話をしたり、

ゲームをしたり、

卓球をしたりと

楽しい時間を作ってくださいました。

 

B型作業所での作業内容は、

グラフィックデザイン

水彩画、油絵。

刺繍、

ブローチ作りなど。

 

1日5時間。時給(工賃)200円。

工賃は、毎日行っても週5,000円。

ちょこちょこ休んでいましたので、月平均大体

3,000円〜5000円程度の収入でした。

 

通い始めたのは、

統合失調症と診断されて、7年目の冬。

26歳になっていました。

 

この頃も、たまにリストカットをしていました。

月一回の受診時のカウンセリングで

精神をたてなおし、

どうにかこうにかバランスを保ちつつ、

懸命に生きていました。

何かに集中すると、考え事をしなくて済むとのことで、

刺繍やアクセサリー作りに没頭していた記憶があります。

作品はハンドメイドの物を販売するサイトに出品していて、

時々「売れたよ♪」と喜んでいました。

 

B型作業所に通って半年経った頃、

彼と同居を始めることになりました。

 

まだ、何となくぼーっとしており、

お金の管理も、家事も、

ままならない頃でした。

 

家事もできず、

ほぼ収入のない娘と一緒に暮らすなんて、

彼に申し訳ないと思いましたが

「2人で成長していこう」と

話し合って決めたようでした。

 

心配ばかりの船出でしたが、

今思えば大正解でした。

 

可愛い子には旅をさせろ......

ですね。

 

つづきはまたの機会にしたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。

 

今日もいい日でありますように😊